正式には急性腰痛症と呼ばれるぎっくり腰。なったことがある人にしかわからない強烈な痛みは、靴下をはいたりトイレに行くのもままならないほど日常生活に大きく影響を及ぼします。

ある瞬間急に激痛に襲われる場合もあれば数日かけてだんだんと痛みが増してきて最終的に動けなくなることもあり、症状の出方や原因は様々です。病院でレントゲンやMRI検査を受けたものの、どこにも異常はないと言われることも多く、実際に症状が出るとどのように対処すればいいか迷ってしまう方も多いかと思います。

こちらのサイトではぎっくり腰の原因やそのメカニズム、急な痛みのときにしたほうがいい対処法やセルフケアなどをまとめています。

ぎっくり腰は怖くない、そして予防ができるものであることを知っていただければ嬉しく思います。

ぎっくり腰は重いものを持つなど明らかな原因がある場合もありますが、些細なきっかけで急に起こることも多く、「特に変わったことはしていないのに」とおっしゃる方もよくいらっしゃいます。

急に症状が出た場合でも、実は以前からの何気ない習慣が負担となって積もり、耐えきれずに爆発するということの方が多く、日常生活での習慣の中に原因がある場合がほとんどです。また、腰に持病をお持ちの方は特に注意が必要です。

実際には原因の個所の筋肉が引きつり、硬くなり、症状を起こすことが多いです。

ぎっくり腰は再発することが多いのも、痛みが治まっても原因がそのままになってしまっているからだと考えられます。

急に腰が痛くなってしまったとき、どのように対処すればいいのでしょうか。

痛みの強さや症状にもよりますが、まずはしっかりと深呼吸をしましょう。 最初は痛みが強いと体が硬直してしまいますが、しっかり呼吸をしていくと自分がラクな体勢やできる動きが少しずつ分かってきます。そこから自分ができそうな体勢になっていきます。

もともと人間には体を自分で回復力させる力があるので、痛いところに負担がかからないようにしていれば一定の期間が経つと症状が軽減してくる場合がほとんどです。

しかし、お仕事や家庭のことなどを考えるとあまり長い間休んでいられないですよね。 そんなときに鍼灸や整体、カイロなどの治療は体の回復を促進させることができるため早く復帰したいという方におすすめです。

また、腰の痛みの中でも、医療処置が必要な重篤なものが隠れている場合もあるため注意が必要です。

ぎっくり腰は繰り返すことが多く、あるデータによると2人に1人が再発をしていると言われています。痛みがなくなってくると体が治ったと考えてしまいますが、実は根本的な原因が解決されないままになってしまうことがとても多いと感じます。

その場しのぎではなく再発しないように予防していくためには、日常生活でどのようなことが原因になっているのかを知り、対処していくことが大切です。

当院では検査にも力を入れていますので、原因を探し、根本的にアプローチしています。

何回も繰り返す痛みや、今お困りの方は是非一度ご相談ください。